スコッティ・ピッペンがマイケル・ジョーダンは“最悪の選手”だったと発言
またしてもMJに噛み付く
近年、かつての盟友 マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)との不仲がクローズアップされている(というか一方的に噛み付いてる)スコッティ・ピッペン(Scottie Pippen)。シカゴ・ブルズを6度のNBA優勝に導いた両者なだけにファンにとっては、ショックな出来事だったわけだが、ここにきて再びピッペンが爆弾発言を投下した。
ピッペンによれば、彼がブルズに入団する前、ジョーダンは“最悪の選手”だったという。ポッドキャスト番組『Gimme the Hot Sauce!』に出演したピッペンは「私はブルズに来る前から、マイケル・ジョーダンのプレーを見てきた。君たちも彼のプレーを見たことがあるだろう。彼はひどい選手だった。彼は一緒にプレーするのが恐ろしかった。1on1ばかりで、悪いショットを撃つんだ。それが突然、チームになって、勝ち始めた。みんな、彼がどういう選手か忘れてしまったんだ。彼はそのカテゴリーのトップの選手ではなかった」とコメント。確かに、ピッペンの加入する前の1986–87シーズンは40勝42敗(イースト5位)で、加入後の1987–88シーズンは50勝32敗(イースト2位)とチーム成績を向上させている。しかし、ピッペンが“ひどいプレーヤー”と称した1986–87シーズンのMJは、82試合全てに出場し、平均37.1得点、5.2リバウンド、4.6アシストを記録。うち37試合で40得点以上を叩き出すなど完全に無双していた。
『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』の放送後、当時のブルズが仲良しチームでなかったこと、チームメンバーがジョーダンに対して不満を抱えていたことが浮き彫りとなり、ピッペンは自身の回顧録となる書籍『Scottie Pippen’s Unguarded』やそれに関連する取材などでジョーダンを非難する発言を繰り返していた。