Jaeger-LeCoultre が2023年春シーズンの新キャンペーンを発表
グローバルアンバサダーのレニー・クラヴィッツとアニャ・テイラー=ジョイを起用
スイスのル・サンティエに拠点を置く高級時計マニュファクチュール〈Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)〉。1833年の創業以来、1,300を超えるキャリバーを送り出してきた本ブランドは、自社のタイムピースのみならず、時計製造を行う他の一流メゾンでも数多く採用されていることから、“Watchmaker of Watchmakers(ウォッチメーカーの中のウォッチメーカー)”とも称されている。このたび、そんな異名を冠した2023年春シーズンの新キャンペーン “The Watchmaker of Watchmakers”が発表された。
グローバルアンバサダーのLenny Kravitz(レニー・クラヴィッツ)とAnya Taylor-Joy(アニャ・テイラー=ジョイ)が出演した本キャンペーンでは、1931年に誕生したレベルソをフィーチャーし、“卓越性”に焦点を当てた新たなブランドマニフェストを表現。Lenny Kravitzの手首を飾るのは、エレガンスと高度な技術を融合したピンクゴールド製のレベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨン。シルバーにサンレイブラッシュ仕上げを施したクラシカルなアールデコ調の表ダイヤルを反転させると、部分的なスケルトン加工と緻密な装飾を施し、第2時間帯表示とナイト/デイ表示を備えた裏ダイヤルが現れる仕様に。また、高度に革新的な最新のトゥールビヨンを搭載する複雑機構でありながら、わずか9.15mmというスリムなシルエットも特徴だ。Anya Taylor-Joyが身に着けたレベルソ・デュエット・スモールは、異なる個性を表現する2つのダイヤルと、ポリッシュ仕上げのゴールド製リンクで作られたブレスレットを備えた1本。シルバーの面ダイヤルには、そのクラシカルで落ち着いたスタイルに調和するサンレイブラッシュ仕上げが施されている。一方、裏ダイヤルは、ダイヤモンドがセットされたゴドロン装飾がブラックラッカーのドラマチックな表情を際立てている。
カナダ人フォトグラファーのRichard Phibbs(リチャード・フィブス)が撮影を担当したポートレートでは、2人の鮮烈な個性と、時代を超越するレベルソのスタイルを投影。さらに、フランス人ビジュアルアーティスト兼クリエイティブディレクターのQuentin Deronzier(クエンティン・デロンジエ)がメガホンを撮ったショートムービーでは、2人のストーリーがダイナミックに交差する様子を描いている。高度なテクニックによって現実と非現実が交差する幻想的な世界を作り出すQuentin Deronzierは、これらのセットと想像力を掻き立てるライティングをデザイン。また、サウンドトラック “Mount”は、エレクトロニカ・ダンスシーンで国際的に注目される新進気鋭の音楽ユニット The Blaza(ザ・ブレイズ)が担当。突き刺すようなサウンドが、映像の世界観を際立たせている。
その演技力の高さで世界中から評価される女優 Anya Taylor-Joyは、“The Watchmaker of Watchmakers”に込められたメッセージについて、「それは集中力です。自分が人生で何をしたいかわかっていれば、そして情熱があれば、何かに気を取られることはありません。私にとって演技という芸術は、生きることそのものです。この集中力があるからこそ、私は喜びを持って学び続けることができました」とコメント。このキャンペーンでメゾンのグローバルアンバサダーとしてデビューを果たすロックミュージシャン/俳優/デザイナーのLenny Kravitzは、「創作の過程では、意識的に判断することからは、できるだけ遠ざかりたいと思っています。そうした感覚が流れるようにしたいんです。だからほとんどの時間を音楽や作品のことを考えながら過ごしています。インスピレーションが訪れたら、それをすくい取って、手を加えていきます。けれど、それらはとてもピュアなものです。プロになる前に積んできた何年もの研鑽がなければ、そうしたことは不可能でしょう。そして私は今でも、日々学び続けています」と語っている。