鳥山明の名作『SAND LAND』が映画化決定
2000年に『週刊少年ジャンプ』で短期連載されていた作品
『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』でお馴染みの漫画家・鳥山明の隠れた(?)名作『SAND LAND』の映画化が決定した。公開予定日は8月18日(金)。
『週刊少年ジャンプ』2000年23号から36+37合併号で短期連載されていた『SAND LAND』は、「魔物と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、ワルだけどピュアな全身ピンクの悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組んで砂漠のどこかに存在する“幻の泉”を探す旅に出るという冒険ファンタジー」。制作陣には「サンライズ」x「神風動画」x「ANIMA」の実力派が揃った。
今回の映画にあたり、作者の鳥山明は以下のようにコメントしている。
『ドラゴンボール』も終わり、いろいろ短編や読み切りも試してみたし、最後のつもりで今の自分を出し切った作品を描いてみようと思いました。それが『SAND LAND』です。今思っても、コミックス1巻分限定とはいえ、週刊連載だったのにアシスタント無しで、すべて1人だけでよく描いたな、って自分で驚きます。僕の好みを優先して描いたので、これを楽しいって言ってくれる人って、僕にとっては、わかってる神ファン!って感じじゃないでしょうか。拝見したのはまだまだ未完成な部分が多い映像でしたが、20年以上経ってからまさか映像化されるなんて思ってもみなかった上に、このクオリティですから、この時点で夢のようです。
さらなる詳細や今後の続報は公式サイトからご確認を。