Streetstyle:パリ・ファッションウィーク・ウィメンズ2023年秋冬
パリの街並みにぴったりなクラシックで伝統的なスタイルが人気
2月27日〜3月7日(現地時間)にかけて開催された2023年秋冬シーズンのパリ・ファッションウィーク・ウィメンズ。〈CHANEL(シャネル)〉や〈Saint Laurent(サンローラン)〉、〈DIOR(ディオール)〉などのビックメゾンはもちろん、モデルたちがスマートフォンを見ながらランウェイを歩く演出で話題となった〈Courrèges(クレージュ)〉や犬型ロボットが登場した〈COPERNI(コペルニ)〉など、若者を中心に支持を集めるブランドの現代的なショーにも注目が集まった。本稿では、そんなコレクション会場周辺に集ったファッショニスタたちによる最新のストリートスタイルをお届けする。
今シーズンは、“Less is More”を体現したようなシンプルなルックから、鮮やかなカラーリングや大胆なデザインで華やかに着飾ったスタイルまで、トレンドに左右されることなく、それぞれがファッションで自らのアイデンティティを表現。これまでのファッションウィークと比較すると、ツイードのロングコート、ブラウンレザーのセットアップ、デニムのオーバーサイズコート、チェック柄のジャケットとスカートなど、クラシックで伝統的なシルエットのアイテムが人気を集めた。
また、〈LOEWE(ロエベ)〉のレザージャケット、〈MIU MIU(ミュウミュウ)〉のトップス、〈HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE(オム プリッセ イッセイ ミヤケ)〉のプリーツなど、本ファッションウィークに登場したブランドのピースをさりげなく取り入れた着こなしが目立つ。さらに、パステルカラーとハートモチーフがキュートな〈ERL(イー アール エル)〉のパファーセットアップ、“歩くベッド”のようなスタイル、〈LOEWE〉のチューリップヒールサンダルなど、ユニークなスタイリングも散見された。
フランス・パリの最新ストリートスタイルは、上記のフォトギャラリーでチェックしよう。