WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO から2023年春夏シーズンの新作アイテムが到着
オフホワイトのステッチを施したジャケット/パンツや妖艶な女性のアートワークが目を引くカットソーシリーズがラインアップ
「ヨウジヤマモト」社の新たなコンセプチュアルプロジェクトとして、2022年7月にローンチを果たした〈WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO(ワイルドサイド ヨウジヤマモト)〉。同プロジェクトにおいて展開中の同社の手掛けるオリジナルブランドから、2023年春夏シーズンの新作アイテムが到着した。
〈WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO〉は〈Yohji Yamamoto〉を象徴する“黒”をコンセプトカラーとしながらも、さまざまなブランドやアーティストとの協業によって、ファッションのみならず、アートやインテリア、ライフスタイルなど特定のカテゴリーに捉われることのなく幅広いジャンルのアイテムをリリースしてきた。一方で、同プロジェクトのオリジナルブランドでは、“ミリタリー”、“ワーク”、“スポーツ”をキーワードに、〈Yohji Yamamoto〉のエッセンスから抽出した要素をディテールへ落とし込み、カジュアルなテイストに再構築したアイテムを展開している。随所に取り入れた大胆なポケット使いや、デザインのアクセントとなるフラップの付加、裏地の配色、さらにはファスナーやボタンの配置など、見た目だけでなく機能性や実用性を重視したディテールをモダンにカスタマイズを重ねながら、男女問わず着用可能なユニセックスコレクションに昇華しているのが特徴だ。
今回登場した新作は、オフホワイトのステッチやワークウェアに由来するポケットの表現が印象的なジャケット/パンツのシリーズと、魅惑的な眼差しを向ける妖艶な女性の顔を用いたアートワークを施したカットソーシリーズ。オフホワイトのステッチシリーズは、10ozのインディゴデニムと高密度のコットンチノ素材の2素材で展開しており、アイテムそれぞれによって異なるディテールを施している。カバーオールをイメージして作られたデニムシャツジャケット(59,400円)は、フロントには左右非対称のポケットが4つ、また左後ろにもポケットが付いたアクセントの効いたディテールがポイント。随所に施されたオフホワイトのステッチは、1つの番手だけでなく、複数の番手を使用し、番手によってそれぞれ微妙に色を変える、というヴィンテージアイテムによく見受けられる手法を取り入れるなど、手間をかけたこだわりの一着に。また、各所に頑強なトリプルステッチを採用し、ワークウェアが由来であるカバーオールイメージならではのつくりとなっている。〈Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨウジヤマモト プールオム)〉の定番型を元にアップデートさせたデニムパンツ(42,900円)は、太さと色の異なる3種類の糸を縫製箇所により使い分ける事で、ヴィンテージのワークウェアに見られる仕様を再現した。
カットソーシリーズは、ピッチの異なる3種のボーダー柄(各15,950円)と黒無地(各13,200円)の2種のボディーを用意。これらのボディーに女性の表情を隠すかのように蝶、薔薇、アイマスク、花をあしらったそれぞれ異なるアートワークを、大胆にフロントにプリント。コラージュのように白い縁取りを施したグラフィックに、より強いインパクトを与える仕上がりとなっている。
〈WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO〉の2023年春夏シーズンの新作アイテムは、現在同プロジェクトのオンラインプラットフォームおよび『WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO OSAKA』にて販売中。なお、オフホワイトのステッチシリーズの高密度のコットンチノ素材のジャケット/パンツのみ、3月上旬より展開予定となる。実用性とデザイン性を兼ね備えたこれらのアイテムを、ぜひ今季のワードローブに加えてみてはいかがだろうか。(*本文中の商品価格は全て税込)