2023年秋冬ニューヨーク・ファッションウィークにおけるフットウェアのトレンドをチェック
Rihanna着用モデルで話題の〈MM6 Maison Margiela〉x〈Salomon〉Cross Lowも
2月10日〜15日(現地時間)にかけて開催された2023年秋冬シーズンのニューヨーク・ファッションウィーク。会場周辺やニューヨークの街に集まったファッショニスタたちのストリートスタイルでは、アウターを活用した個性的なコーディネートが目立っていたが、本稿では特に彼らのフットウェアに焦点を当てたレポートをお届けする。
今シーズンもスニーカーの着用率が高く、特に〈Nike(ナイキ)〉のフットウェアが最も多く見られた。中でも目立っていたのは、今年いくつかの新作を発表した名作ランニングシューズ Zoom Vomero +5(ズーム ボメロ +5)や、ゴルフにインスパイアされた“Grass”エディションのAir Max 1、Tom Sachs(トム・サックス)とコラボしたMars Yard Overshoe(マーズ ヤード オーバーシュー)、〈ACRONYM®(アクロニウム)〉とのAir Presto Midなどのレトロなモデルだ。
また、〈New Balance(ニューバランス)〉1906Rと992、〈ASICS(アシックス)〉GEL-QUANTUM 360 6 GMBH PUREや〈Andersson Bell(アンダーソン ベル)〉とのコラボGEL-SONOMA 15-50、〈Salomon(サロモン)〉のボリューミーなシルエットが特徴のRaid Windといった、近年のトレンドである機能性を兼ね備えたシューズも散見。さらに、先日話題となった「第57回NFLスーパーボウル」のハーフタイムショーにてRihanna(リアーナ)が着用していた〈MM6 Maison Margiela(エムエム6 メゾン マルジェラ)〉x〈Salomon〉Cross Lowのレッドは、会場でも一際目を引く存在に。
他にも、今最もホットな1足である「MSCHF(ミスチーフ)」のBig Red Bootsや、〈Rick Owens(リック・オウエンス)〉のディフュージョンライン 〈DRKSHDW(ダークシャドウ)〉のScarpe High、〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉のLV Trainer、Matthew M. Williams(マシュー・ウィリアムズ)が自身の『Instagram』でも公開した〈Givenchy(ジバンシィ)〉TK-MXなど、ラグジュアリーブランドから登場しているスニーカーも指示を得ていた。
スニーカー以外で本稿唯一のラインアップとなり、〈Gucci(グッチ)〉とのコラボが噂されている〈BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)〉のアイコニックなBostonは、スリップオンの代替品としてストリートシーンでも注目されているアイテムだ。
アメリカ・ニューヨークの最新のフットウェアスタイルは、上記のフォトギャラリーからチェックしよう。