Streetstyle:ロンドン・ファッションウィーク 2023年秋冬
「DHL」のコートとパンツをリンクさせたペアルックも登場
2月17日〜21日(現地時間)にかけて開催された2023年秋冬シーズンのロンドン・ファッションウィーク。今季のロンドンは、Daniel Lee(ダニエル・リー)の初めて手掛ける新生〈Burberry(バーバリー)〉のお披露目や〈Moncler(モンクレール)〉の展開するプロジェクト“Moncler Genius(モンクレール ジーニアス)”が“The Art of Genius 2023”を開催するなど、いくつものハイライトがあった。本稿では、そんなコレクション会場周辺のストリートスタイルを、洗練されたロンドンの街並みとともにお届けする。
今シーズンはどの街のスタイルにも共通するように、気候の変化を反映した薄手のアウターを主役とする着こなしが多く見られた。ダウンやウール、ボアといった冬用のボリュームあるアウターは少数派で、デニムやレザーのジャケット、トレンチコートが定番に。カーディガンやセーター、シャツのみの軽やかな装いで、春を先取りするファッショニスタたちも。
また、ハンガー付きのタンクトップや“hug me”コート、いくつものファブリックをつなぎ合わせたトップス、耳付きニット帽などのユニークなアイテムも散見された。中には、国際輸送物流会社である「DHL」のアイコニックなカラーリングとロゴを落とし込んだコートとパンツをリンクさせたペアルックのカップルも。さらに、今季はそれぞれの小物使いにも注目したい。トレンドのサングラスやバラクラバはもちろん、シンプルなスタイリングにアクセントとなるカラーのマフラーやストールを一点投入したり、大ぶりのジュエリーを着用することで、それぞれのアイディンティティを表現していた。
イギリス・ロンドンの最新ストリートスタイルは、上のフォトギャラリーでチェックしよう。