東京・芝浦の伝説のクラブ GOLD の熱狂を記録した写真展プロジェクトがローンチ
1989〜1995年の間に存在した大型クラブの貴重な記録写真の展示会開催に向けてクラウドファンディングを実施中
1988〜1995年にかけて東京・芝浦に存在し、日本のナイトカルチャー/ダンスミュージックシーンを確立させた伝説のクラブ『GOLD(ゴールド)』の熱狂を記録した写真展開催を支援するプロジェクトがローンチした。
1989年11月27日に芝浦の運河沿いに誕生した『GOLD』は、7階建ての倉庫を改装した大型クラブ。当時新宿『ツバキハウス』の店長を務めた佐藤俊博のもと、編集者の都築響一がプロデュースを手掛け、各階ごとにコンセプトを設けてそれぞれ全く異なる空間を創出した。また、ニューヨークで数々の名門クラブの音響を手掛けたエンジニアに依頼し、日本で初めて本格的なサウンドシステムを導入。DJ陣もニューヨークの『Paradise Garage(パラダイス・ガレージ)』を経験した高橋透を筆頭に、木村コウ、DJ EMMAなどをレジデントに迎え、ハウスミュージックを軸にしたさまざまなパーティが日夜繰り広げられた。5年半の間には毎週多くの著名人から一般人までが『GOLD』を訪れ、営業終了を迎えた1995年7月の最後の週末には3,500名強、翌週火曜のクロージングパーティには2,000名以上のゲストが来場したという。
そんな『GOLD』の記録を後世に伝えるために発足した本プロジェクトでは、当時のパーティの様子を収めた写真の数々を展示する写真展の開催に向けてクラウドファンディングを実施中。金額は1,000〜29,300円まで選択可能で、それぞれリターンとしてステッカー+缶バッチやTシャツ、MA-1ジャケット、『GOLD』秘蔵映像試写会+トークイベントへの参加券などが用意されている。クラウドファンディングの実施期間は3月8日(水)23:59までで、詳細についてはこちらをチェック。東京のナイトシーンやDJカルチャーの歴史の記録としても貴重な写真の数々を、ぜひその目に焼き付けてほしい。
芝浦GOLD写真展
会期:2023年3月2日(木)〜14日(火)(*10日を除く)
会場:ライフガードスクエア超生命体広場 2階
住所:渋谷区神宮前4-25-12 mico神宮前 1-A
時間:12:00〜18:00