Drake が XXXTentacion 殺害事件に関する宣誓証言を拒否
あくまで事件には関与していないと主張
先日お伝えしたDrake(ドレイク)が2018年に米フロリダ州マイアミで起きたXXXTentacion(エックス・エックス・エックス・テンタシオン)の殺害事件に関与していた疑いをかけられている件について、どうやら進捗があったようだ。
XXXTentacionの殺害事件を巡っては、Dedrick Williams(デドリック・ウィリアムズ)、Michael Boatwright(マイケル・ボートライト)、Trayvon Newsome(トレイヴォン・ニューサム)の3名が第一級殺人の罪に問われている。最近になって、容疑者の1人であるWilliamsの弁護人 Mauricio Padilla(マウリシオ・パディラ)が、Drakeと生前のXXXTentacionの間には確執があり、彼がこの事件と何らかの関わりがあると主張。PadillaはDrakeに対して今年1月末に裁判所に出頭して宣誓証言に応じるよう要請した。しかし、Drakeが法廷に現れなかったため、Padillaは彼に再度召喚令状を送付している。
以上がこれまでの経緯だが、『Rolling Stone』が新たに公開した記事によると、Drake側が召喚令状を無効にするよう裁判官に申し立てを行ったという。Drakeの弁護士は最初の召喚令状は適切に送達も受理もされておらず、このようなケースにおいて、いかなる報道/調査にも言及されていない、あるいはこの問題への関与を言及されていない州外の当事者を召喚することは、不合理かつ圧迫的であると主張。さらに、「本件でこれまで提供された証拠として、被告(*先述の3名)が被害者の殺害に関与した映像が残されており、Drakeが何らかの形で事件に関する知識があった、あるいは関与したという主張を立証する証拠は提示されていません。彼が明らかに関連する知識を持たない事件に対する宣誓証言のために出頭を義務づけるのは、不合理だと思います」と付け加えている。なお、裁判官はDrake側の主張について、未だ最終的な判断を下していない模様。本稿執筆時点ではこれ以上の情報は明らかになっていないため、さらなる続報が入り次第お伝えしたい。