Drake が XXXTentacion の殺害事件に関与していたとの噂
容疑者の弁護人の1人が生前のXXXTentacionとDrakeの確執を主張
Drake(ドレイク)は、2018年に米フロリダ州マイアミで起きたXXXTentacion(エックス・エックス・エックス・テンタシオン)の殺害事件に関与していたとして、裁判所から法廷に出頭するよう命じられたと複数のメディアが報じている。
2018年6月、当時人気の絶頂期にあったラッパーのXXXTentacionことJahseh Dwayne Ricardo Onfroy(ジャセー・ドウェイン・リカルド・オンフロイ)は、フロリダ州のバイクショップから出たところを数名の男性に銃撃された。彼は直ぐに病院に搬送されたものの、医師たちの懸命の処置も虚しく、そのまま帰らぬ人に。若干20歳のラッパーの突然の訃報は、世界中に大きな衝撃を与え、多くのアーティストや関係者、ファンから哀悼の声が寄せられた。
この事件を巡っては現在、Dedrick Williams(デドリック・ウィリアムズ)、Michael Boatwright(マイケル・ボートライト)、Trayvon Newsome(トレイヴォン・ニューサム)の3名が第一級殺人の罪に問われている。『Rolling Stone』の記事によると、DrakeがXXXTentacionの死と何らかの関係があるという説は、先述の容疑者の1人であるWilliamsの弁護人 Mauricio Padilla(マウリシオ・パディラ)が持ち出したという。Padillaは当時DrakeとXXXTentacionには確執があり、捜査官は十分に調査していなかったと主張。具体的な事例として、2018年2月のXXXTentacionのSNSへの投稿を引用。その投稿には「もし誰かが俺を殺そうとしたら、それは@champagnepapi(*Drakeのアカウントのハンドルネーム)だ。今、密告しているんだ」というコメントが添えられている。しかし、その後XXXTentacionは該当の投稿を削除し、「俺のアカウントは以前ハッキングされたんだ」というメッセージを残しているのも事実。
これらを踏まえて、PadillaはDrakeに対して今年1月末に裁判所に出頭し、宣誓証言に応じるよう要請したものの、彼は法廷に現れなかったようだ。裁判所はあらためてDrakeに2月24日(金)の出頭を命じているとのこと。なお、本件に関してDrakeの代理人はコメントを拒否しているという。