大沢伸一と RHYME のダンスミュージックデュオ RHYME SO が待望のファーストアルバム『IAFB』を発表
大沢の幅広い音楽性が発揮された色彩豊かなトラックに、RHYMEの風刺的なリリック/フロウが絡み合う全13曲が収録

日本を代表するDJ/プロデューサーであるMONDO GROSSO(モンド・グロッソ)の大沢伸一と、オーストラリア出身の詩人/パフォーマー/DJ/トラックメーカー RHYME(ライム)のダンスミュージックデュオ RHYME SO(ライムソー)が、待望のファーストアルバム『IAFB』をリリースした。
2021年に発表したシングル “POSEABLE”を米ニューヨークを拠点とする「88rising(エイティーエイト・ライジング)」の新レーベル「88INFINITY」からリリースし、世界デビューを果たしたRHYME SO。それ以来、彼らは現代において創ることの営為と病理を抉り取り、その心理と葛藤を斬新なエレクトロサウンドで表現してきた。「日本のサウンドの次なる波を世界へ橋渡しする何か」を求めて音楽を作り続けてきたRHYME SOの現段階でのマイルストーンと言えるのが、今回のファーストアルバムとなる。
本作は全曲を通して、サウンド面ではアシッドハウス的な変調と陶酔感あるエレクトロサウンドを通奏低音としながら、インダストリアル・ヒップホップの破壊的な側面、現代トラップの深い低いローエンド、テックハウス的な色彩、果てはパラパラ・ユーロビートまで、大沢の幅広い音楽性が存分に発揮された仕上がりに。大沢のサウンドにRHYMEの消費社会、インフルエンサー、自己肯定感の欠如、絶望と虚無感、なおも潰えぬ承認欲求といった現代において表現者が直面する葛藤を、冷淡に、ときに激しく記述するリリックとフロウが絡み合い、さらに俳句や短歌といった日本のエピックなカルチャーを再解釈しながら編み込むことで、彼らにしか作りえない唯一無二のアルバムとなっている。
アーティスト:RHYME SO
タイトル:『IAFB』
配信日:11月24日(金)