TOYOTA がランドクルーザー FJ45 をベースとしたカスタムカー FJ ブルーザーを発表
「SEMA SHOW 2024」にてお披露目
10月31日(現地時間)、「TOYOTA(トヨタ)」が、米・ラスベガスで開催された「SEMA SHOW 2024」にて、ランドクルーザー FJ45(LAND CRUISER FJ45)をベースとしたカスタムカー FJ ブルーザーをお披露目した。
本モデルは、米国では売り上げが伸びず、惜しくも2021年に販売終了となったランドクルーザーが、同国の市場に復帰をすることを記念して、「SEMA SHOW 2024」のために製作された、特別なカスタムカーだ。メタリックなエメラルグリーンの車体が目を引く同車のパワートレインには、最大出力725hpを誇る「TRD」製のNASCARカップカー用V型8気筒エンジンと、レース用に製作された『Rancho Drivetrain Engineering』の3速オートマチックトランスミッションを搭載しており、「MagnaFlow」製のマフラーから圧倒的な轟音を響かせることが可能に。また、デフの差動を制限するソリッドアクスルを装備しており、フロントとリアに「Currie」製のディファレンシャルと「Advanced Adapter Atlas」のトランスファーケースを組み合わせることで、時速約19kmの低速走行から、時速約265kmといった高速での走行までを実現。その他にも、トレーリングアーム式サスペンション、「Fox」のショック、「Eibach」製のスプリング、42インチの〈BF Goodrich(BFグッドリッチ)〉のタイヤといった高品質なパーツを採用しており、クラシカルなFJシリーズのシルエットを踏襲しながらも、モダンな機能性を兼ね備えたモデルに仕上がっている。加えて、インテリアには、FJシリーズのベンチシートを彷彿とさせる格子柄の〈MOMO(モモ)〉のバケットシートや、同社のジャッキー・スチュワート(Jackie Stewart)モデルにインスパイアされたステアリングホイール “RACING HERITAGE 1968”などが備えられている。
残念ながら「SEMA SHOW 2024」は終了しているため、上記のフォトギャラリーと以下の動画よりFJ ブルーザーのディテールだけでもチェックしよう。