超高スペックの M3 Max チップを搭載した Apple MacBook Pro を仕事で1週間使ってみた

筆者ごときにM3 Maxチップはもったいなかったです

テック&ガジェット 
25,631 Hypes

「Apple(アップル)」の製品発表イベント “Scary fast.(速いもの見たさ。)”で発表され、11月7日に発売を迎えたM3チップを搭載した新型MacBook Pro。『Hypebeast』では、リリース早々に、Apple M3 Maxチップ搭載の14インチMacBook Proを入手。ファッションエディターという仕事の範囲内で1週間使用してみた。カラーは新色の“スペースブラック”をチョイス。

仕事では、常に10〜20のアプリやタブを開いたまま作業しているため、これまではラップトップが悲鳴を上げることも日常茶飯事となっていたが、M3 Maxチップのおかげで、筆者ごときがどれだけ負荷をかけても全くもって支障なし。M3ファミリーは、3ナノメートルテクノロジーを用いて作られた初めてのパーソナルコンピュータ用チップであり、「Apple」は“パーソナルコンピュータのためにこれまで作られた中で最も先進的なチップ”と称す。その中でも最上位であるM3 Maxチップは、最大16コアのCPU、最大40コアのGPU、最大128GBのユニファイドメモリを誇る。個人的には、ある程度の重いデータは扱うものの、1つ1つの作業(写真編集、軽い動画編集、日常的な連絡ツールetc)で見れば、そこまで高負荷なものはないので、結果的にM3 Maxチップはオーバースペック。M3で充分だったであろう。試しに「Adobe(アドビ)」Premiere Rushで約4GBの動画を書き出してみたが、たったの2分で終了した。

ディスプレイのアップグレードもMacBookを買い替える際の醍醐味の1つと言える。3,024 x 1,964ピクセル標準解像度、254ppiのLiquid Retina XDRディスプレイも当然素晴らしく、macOS Sonoma 14.1から追加された空撮のスクリーンセーバー映像によって、ラップトップを開けた瞬間から一気に引き込まれる(毎回「おお」となります)。サイドのポートも、MagSafe 3、Thunderbolt 4 x 3、HDMI、SDXC、ヘッドフォンジャックを備えているため、新旧のプロダクトをミックスして使用するパターンでもほぼほぼ対応可能ではなかろうか。

持ち運び前提のラップトップにおいて、バッテリーの持ちやその重さなどは気になる方も多いと思うが、公式の発表では、M3 ProおよびM3 Maxは、最大18時間のビデオ再生、最大12時間のワイヤレスウェブブラウジング、重量1.61kg、高さ1.55cmだそう。ピンと来ない人のために肌感で言えば、普通に使う分には1日〜1日半程度は充電不要かもしれない。ただ筆者の環境のせいかもしれないが、充電マックスになるまで、やや時間がかかる印象だ(※あくまで印象です)。本体はやや厚みを感じるものの、重さでストレスを感じることは全くない。M3 ProとM3 Maxのみで選択できる“スペースブラック”は、2007年以来となるブラックモデルらしい。iPhone同様に真っ黒ではなく、スペースグレイをさらに黒くしたようなシャープで美しい色味だ。

繰り返しになるが、筆者の仕事の範囲だと、現代最強レベルのM3 Maxチップは、その実力をフルに発揮してもらえなかった。3Dレンダリング、音楽制作、動画編集、ソフトウェア開発など、マルチに活動するクリエイター以外は、無印のM3で不満は出ないだろう。

Read Full Article

次の記事を読む

Apple が M4 チップを搭載した MacBook Pro の開発をスタートか
テック&ガジェット

Apple が M4 チップを搭載した MacBook Pro の開発をスタートか

AIなどの機能を担う“ニュートラルエンジン”のコア数が増加?

Apple が M3チップを搭載した13 & 15インチの新型 MacBook Air を発表
テック&ガジェット

Apple が M3チップを搭載した13 & 15インチの新型 MacBook Air を発表

高いパフォーマンスを誇る世界最高の薄型かつ軽量なノートブックPCが誕生

Apple が M3 チップ搭載の新型 MacBook Pro & iMac を発表
テック&ガジェット

Apple が M3 チップ搭載の新型 MacBook Pro & iMac を発表

史上最も先進的なM3チップを備えた14インチ&16インチのMacBook Pro、24インチ iMacは本日より予約受付開始


Apple が新型 iPad と M3チップ搭載の MacBook Air を2024年早期に発売か
テック&ガジェット

Apple が新型 iPad と M3チップ搭載の MacBook Air を2024年早期に発売か

近年のiPadおよびMacの売り上げ低迷を受けて新製品を準備中?

テスラが購入から1年以内のサイバートラックの転売を禁止に
オート

テスラが購入から1年以内のサイバートラックの転売を禁止に

転売した者には約700万円もの違約金を請求する可能性も

POTR が米ニューヨーク発のアスレチックブランド Minor Planet New York とのコラボを発表
ファッション 

POTR が米ニューヨーク発のアスレチックブランド Minor Planet New York とのコラボを発表

スピリチュアルなグラフィックを配したTシャツ2型に加え、ヨガマットショルダーケース、ヨガマットパックが揃う

BEDWIN & THE HEARTBREAKERS が Vault by Vans とのコラボコレクションを発表
フットウエア

BEDWIN & THE HEARTBREAKERS が Vault by Vans とのコラボコレクションを発表

前作に続き、クレイジーパターンのペイズリー柄のバンダナをあしらったAuthenticとKnu Skoolが登場

Patta と Nike が2024年に新たな Air Max 1 をリリースするとの噂
フットウエア

Patta と Nike が2024年に新たな Air Max 1 をリリースするとの噂

来年の秋頃になる見込み

OAKLEY がマイケル・ジョーダンと共に開発したアイウェアを25年ぶりに復刻
ファッション

OAKLEY がマイケル・ジョーダンと共に開発したアイウェアを25年ぶりに復刻

1998年に初登場したMUZM Mars X-Metal Leatherを忠実に再現


スタッシュと Nike のコラボ Air Max 95 が来年のホリデーシーズンに再び登場か?
フットウエア

スタッシュと Nike のコラボ Air Max 95 が来年のホリデーシーズンに再び登場か?

実現すれば2006年以来、約18年ぶり

キコ・コスタディノフが ASICS NOVALIS GEL-TEREMOA の新カラーウェイをお披露目
フットウエア 

キコ・コスタディノフが ASICS NOVALIS GEL-TEREMOA の新カラーウェイをお披露目

どことなくレトロな雰囲気の配色に、スポーティなデザイン要素を投入

エイサップ・ロッキーの手掛ける PUMA x F1 コレクションが公開
スポーツ

エイサップ・ロッキーの手掛ける PUMA x F1 コレクションが公開

レーシングパフォーマンスのディテールや機能的な要素を取り入れたアパレルとギアがラインアップ

Nike x Jacquemus から次期コラボモデル Air Max 1 ’86 が登場との噂
フットウエア

Nike x Jacquemus から次期コラボモデル Air Max 1 ’86 が登場との噂

2024年春にリリース予定?

マイケル・ジャクソンがペプシの CM で着用していたレザージャケットが4,650万円で落札
ミュージック

マイケル・ジャクソンがペプシの CM で着用していたレザージャケットが4,650万円で落札

マイケルの直筆サイン入り写真なども付属

More ▾
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。