Supreme と Mobb Deep がハードコアバンド Sick Of It All から著作権侵害で訴えられる
“Alleyway Crew Dragon”に類似するロゴの使用をめぐって
ハードコア・パンクバンド Sick Of It All（シック・オブ・イット・オール）が、モブ・ディープ（Mobb Deep）および故プロディジー（Prodigy）財団、そして〈Supreme（シュプリーム）〉を相手取って訴訟を起こした。内容は著作権侵害。
法廷文書によると、Sick Of It Allの知的財産権の所有者である原告の「Bush Baby Zamagate, Inc.（ブッシュ・ベイビー・ザマゲート社）」は、“この訴訟は被告が原告のロゴとほぼ同一のマークを不適切かつ違法に使用したことに起因する”と主張。争点となっているロゴは、“Alleyway Crew Dragon”と呼ばれ、1987年からSick Of It Allの音源、ライブ、関連グッズなどに用いられてきた。Sick Of It All側は、モブ・ディープに対して、過去に2度、同ロゴの使用中止を要求。〈Supreme（シュプリーム）〉に関しては、去る6月に問題となっているロゴをプリントしたモブ・ディープとのコラボTシャツをリリースしている。
「Bush Baby Zamagate, Inc.」は、補償的損害賠償と、被告らに対し“商品およびサービスの提供に、侵害するマークまたは紛らわしい他マークを、単独または他の言葉、名前、スタイル、タイトル、デザインもしくはマークと組み合わせての使用”の禁止を要求している。
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