PUMA が F1 部門のクリエイティブ・ディレクターにエイサップ・ロッキーを起用
2023年11月に開催予定のF1ラスベガス・グランプリでファースト・カプセルコレクションをお披露目
〈PUMA(プーマ)〉が、同社とパートナーシップを結んでいるF1部門のクリエイティブ・ディレクターにラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)を起用したと報じられた。
〈PUMA〉は今年5月にF1と複数年にわたるパートナーシップ契約を締結。この契約によって同ブランドはF1のオフィシャルサプライヤーとして、アパレルやフットウェア、アクセサリーなどを制作するほか、大会の公式グッズなども独占的に生産/販売する権利を獲得した。『Business of Fashion』の報道によると、ロッキーはこのパートナーシップにおけるクリエイティブ・ディレクターに就任し、まず11月に開催予定のF1ラスベガス・グランプリでお披露目されるカプセルコレクション(アクセサリー&アパレル)を手掛けるという。
2024年には、ロッキーはシーズンを通して注目度の高いF1レースと連動した一連のカプセルコレクションをデザインする。また、各レースで実際に行われるアクティベーションのキュレーションや、各リリースのマーケティング管理も担当。2025年シーズンまでには、〈PUMA〉とF1のパートナーシップ全体のクリエイティブ・コントロールを担い、レースウェアやファンウェア、さらにファッション性の高いコレクションの制作にクリエイティブな意見を提供することも視野に入れているとのこと。今回の就任に際し、ロッキーは「かつては本当に伝統的で保守的だった業界が、特にファッションに関してはオープンになり、新しいことを探求する準備が整ったことを本当に嬉しく思っている」とコメントした。