ポルシェと TAG Heuer が共同開発した特別な 718 ケイマン GT4 RS が登場
メキシコの伝説的公道レース カレラ・パナメリカーナ・レースにオマージュを捧げた限定モデル














高級車メーカー「ポルシェ(Porsche)」から、スイスの高級時計ブランド〈TAG Heuer(タグ・ホイヤー)〉と共同開発した限定モデル 718 ケイマン GT4 RSが登場するようだ。
今回、「ポルシェ」は、1950年から1954年の間のみ開催されていたメキシコの公道レース カレラ・パナメリカーナ・レースへのオマージュとして、〈TAG Heuer〉のサポートのもと、2台のユニークな718 ケイマン GT4 RSを発表。本モデルは、同社が展開している最高級のカスタマイズサービス “Sonderwunsch(スペシャルリクエスト)”プログラムの技術を採用。ボディは、アイコニックな「ポルシェ」550 クーペを彷彿とさせるデザインに、356SL クーペをイメージしたメタリックシルバーで仕上げている。また、それぞれには、両者のブランドロゴや、レースカーのゼッケンナンバーとしてイエローカラーの“154”と“152”の数字を配置している。さらに、内装は、ブラックのダッシュボードやトリムに、鮮やかな“Guards Red”のレザーシートを組み合わせており、コントラストが際立つカラーリングに。ダッシュボードやステアリングホイールのレザーには、メキシコの国旗と、〈TAG Heuer〉のブランドカラーを用いたステッチがあしらわれており、華やかさをプラス。加えて、ドアのエントリーガードには、“GT4 RS Panamericana Special”の文字がホワイトで刻まれており、カレラ・パナメリカーナ・レースへの敬意が示されている。なお、“154”のゼッケンナンバーを背負ったモデルのセンターコンソールには、〈TAG Heuer〉が本プロジェクトのために用意した、ストップウォッチ型の機械式3針時計とスピードメーターが備えられており、スペシャルな1台に仕上がっている。
「ポルシェ」と〈TAG Heuer〉が共同開発した2台の718 ケイマン GT4 RSは、“154”のモデルを、米俳優兼レーサーのパトリック・デンプシー(Patrick Dempsey)がカレラ・パナメリカーナ・レースの舞台となっていた道で車両を走らせる予定だそうで、“152”のモデルは来年初頭にオークションにかけるとのこと。まずは上記のフォトギャラリーで、そのディテールをチェックしよう。