八村塁の移籍先に NBA ロサンゼルス・レイカーズが浮上?
「いまは自分のプレーをするのみです」
先日複数のメディアでトレードの噂が浮上して以来、NBAワシントン・ウィザーズ所属の八村塁の動向に注目が集まっている。これまでのニュースを総括すると、八村選手は今シーズン終了後に制限付きのFA(フリーエージェント)となるため、トレードに向けてウィザーズが現在いくつかのチームと交渉を進めているようだ。そしてその移籍先の有力候補として、ロサンゼルス・レイカーズの名が挙がっていると『Sports Illustrated』が報じている。
同誌によれば、ウィザーズは既にウェスタン・カンファレンスの複数のチーム(ユタ・ジャズやフェニックス・サンズ)と交渉しているとした上で、レイカーズは八村選手の獲得に向けて条件を検討しているという。記事を執筆した記者は、八村選手について「彼はロングレンジのシュートを得意としているので、そのプレースタイルはレイカーズを安定させる可能性がある。チームにとっては多少のリスクはあるものの、彼はそれを補うだけの可能性を秘めた才能のある若きプレーヤーであり、レイカーズのニーズを充分満たしてくれるだろう」と評価した。
また、1月22日(現地時間)付の『The Washington Post』の記事では、トレードの噂について聞かれた八村選手は「いまは自分のプレーをするのみです。自分に何ができるかは分かっています。ここ(ウィザーズ)でも、他のチームでも、チームの勝利に貢献できるでしょう。だからいまはこの瞬間に集中しなければならないんです。現在私に起きていることはすべてわかっています。でも(できることは)試合をして、自分らしくプレーするだけなんです」と語っている。
2022-23シーズンのトレードのデッドラインである2月9日(現地時間)は、八村選手の25歳の誕生日の翌日でもある。果たして彼は来季から新天地のユニフォームを着ることになるのか……今後の報道を注視しておこう。