Dr. Dre が自身の音楽資産と楽曲カタログを約260億円で売却へ
自身のデビューアルバム『ザ・クロニック』のマスター音源の所有権も手放す模様
![ドクター・ドレーが自身の音楽資産と楽曲カタログを約260億円で売却へ Dr. Dre Is Selling His Catalog to Universal Music and Shamrock Holdings in $200 Million USD Deal](https://image-cdn.hypb.st/https%3A%2F%2Fjp.hypebeast.com%2Ffiles%2F2023%2F01%2Fdr-dre-sells-catalog-universal-music-shamrock-holdings-200-million-usd-deal-001.jpg?cbr=1&q=90)
米西海岸を代表するヒップホップ・プロデューサー Dr. Dre(ドクター・ドレー)が、自身の音楽資産と楽曲カタログの一部を2億ドル(約260億円)で売却すると複数のメディアが報じている。
『Variety』の報道では、Dreの音楽資産と楽曲カタログは「Universal Music Group(以下、UMG)」と「Shamrock Holdings(シャムロック・ホールディングス)」が2回に分けて取得するという。このニュースは数週間前から噂されていたが、『Billboard』の記事によると、取引は完了に近づいているとのこと。
「UMG」との契約には、昨年8月にDreが「Death Row Entertainment(デス・ロウ・エンターテインメント)」から取り戻した自身のデビューアルバム『ザ・クロニック』のマスター音源の所有権が含まれているようだ。また、「Top Dawg Entertainment(トップ・ドッグ・エンターテインメント)」が「UMG」傘下の「Interscope Records(インタースコープ・レコード)」と締結した、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の楽曲におけるDreの取り分も含まれる模様。なお、Dreは最初の2枚のソロアルバムからのアーティスト印税やプロデューサー印税、出版権を所有しない楽曲の作曲印税、そしてN.W.Aのアーティスト印税を「Shamrock」に渡す可能性があるとも報じられている。