2023年秋冬ミラノ・ファッションウィーク・メンズにおけるフットウェアのトレンドをチェック
昨年話題となったコラボモデルのほか〈Nike〉〈ASICS〉などのスニーカーも人気に
1月13日〜17日(現地時間)にかけて開催された2023年秋冬シーズンのミラノ・ファッションウィーク・メンズ。各ブランド最新コレクションを生で体験するため、今シーズンも世界中から多くの業界関係者やファッショニスタが現地を訪れた。本稿では、昨年に引き続きコレクション会場周辺に集った彼らの足元にフォーカスしたレポートをお届けする。
今季の傾向としては、革靴などのドレスシューズに比べて、未だスニーカーの着用率が高かったことが挙げられる。特に目を惹いたのは〈Gucci(グッチ)〉と〈adidas(アディダス)〉のコラボSamba(サンバ)や、〈MM6 Maison Margiela(エムエム6 メゾン マルジェラ)〉x〈Salomon(サロモン)〉Cross High(クロスハイ)、といった話題のコラボフットウェア。〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉に関しては、〈Reebok(リーボック)〉とのコラボシューズの着用者があちこちで見受けられた。また、〈Balenciaga(バレンシアガ)〉の展開している一連のスニーカーも支持は厚い。その他のデザイナーズブランドでは〈Raf Simons(ラフ シモンズ)〉や〈Prada(プラダ)〉なども確認できる。シューズメーカーでは、依然として〈Nike(ナイキ)〉の着用率が最も高いが、〈ASICS(アシックス)〉の人気が徐々に高まってきているのを感じた。
イタリア・ミラノの最新のフットウェアスタイルは、フォトギャラリーからチェックしよう。