2023年春夏ミラノ・ファッションウィークにおけるフットウェアのトレンドをチェック
足元のトレンドはスニーカーやローファーからミュールタイプへと移行















9月20日から26日(現地時間)にかけて開催された2023年春夏シーズンのミラノ・ファッションウィーク・ウィメンズ。今シーズンも世界中から多くの業界関係者たちが、最新のコレクションのために現地を訪れた。本稿では、通常の“Streetstyle”とは少し視点を変え、コレクション会場周辺に集ったファッショニスタたちの足元にフォーカスしてみたい。
今季のミラノで感じたフットウェアの傾向としてあげられるのは、トレンドの中心が従来までのスニーカーやローファーから、ミュールタイプへとシフトしたこと。現地でよく着用されていたのは〈Crocs(クロックス)〉のサンダルやYEEZY FOAM RUNNER、Matthew M. Williams(マシュー・ウィリアムズ)と〈Nike(ナイキ)〉によるMMW Nike Zoom 005 Slideといったモデルの数々。また、昨年から世界的に人気の〈Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)〉のPuddle Boots(パドルブーツ)の着用者も多く、彼らがフットウェアにファッション性だけでなく、機能性や快適さを求めているのが分かる。
もちろん、スニーカーの人気も健在であり、特に目についたのは〈COMME des GARÇONS Homme Plus(コム デ ギャルソン・オム プリュス)〉x〈Nike(ナイキ)〉によるコラボフットウェア Air Max Sunder SPやAir Foamposite One、〈Balenciaga(バレンシアガ)〉の22年春夏の新作チャンキーキースニーカー Defender(ディフェンダー)など、我々『Hypebeast』でもお伝えしてきた話題のモデル。この辺りの人気はこれからも継続していくのか、イタリア・ミラノの最新のフットウェアスタイルをフォトギャラリーでチェックし、今後のトレンドを予測してみよう。