Sony が世界初のリモート首振り機能フルフレームミラーレスカメラ FR7 を発売
リモートでのパン・チルト・ズームが可能でユニークなアングルやカメラワークを実現
「Sony(ソニー)」は、フルサイズミラーレスカメラのラインアップを拡充し、世界初のリモート首振り機能(パン・チルトルト・ズーム)を搭載したカメラを発表した。ユーザーに新しいレベルの自由度と多様性を提供するFR7は、そのプログラム性能によりカメラオペレーターがアクセス困難な場所に行くことができ、マーケットにおいてよりユニークなカメラのひとつとなっている。
FR7は、FX6(35mmフルサイズCMOSイメージセンサーExmor R)と同じシネマティックな品質を持ちながら、リモートコントロール操作が可能なロボットクレードルと融合し、スムーズなパン・チルトズーム(PTZ)カメラワークが可能となる。パン/チルトのスピードは0.02度/秒から60度/秒まで連続可変で、パン角度範囲は-170度から+170度、チルト角度範囲は-30度から+195度までが可能だ。
今回の発表に関して「Sony Electronics Inc.(ソニーエレクトロニクス株式会社)」イメージングソリューションズ副社長のYang Cheng(ヤン・チェン)は、「映画のようなルック&フィールは、物語を伝える新しい方法を切り開くことで、放送やライブプロダクションにおいて急速に標準になりつつあります。これと並行して、ここ2年ほどで遠隔地やアクセス困難な小さな場所で制作されるコンテンツが急増しています。Sonyでは、常にお客様の声に耳を傾けています。標準的なPTZカメラの柔軟性と、高度なシネマティック機能による素晴らしい映像を組み合わせたFR7を発表できることを嬉しく思っています。」とコメントしている。
FR7は、電子式可変NDフィルター内蔵、「Sony」のEマウントシステム、最高ISO感度409,600、4K120fps撮影、SD/CFexpress Type Aデュアルスロットなどの特徴を備え、11月11日(日)に発売予定となっている。希望小売価格はレンズ付属なしモデルが¥132万円(税込)、レンズ付属モデルが希望小売価格¥161万7,000円(税込)となっている。また別売りで、天井取付金具CIB-PCM1が希望小売価格¥11,550円(税込)で販売される予定だ。詳しくは以下の『YouTube(ユーチューブ)』上に設けられている「Sony」のシネマチャンネルで紹介されているので、最新の映像技術にご興味がある方は是非チェックして欲しい。