伊の高級ヨットメーカーと Lamborghini によるコラボで作られたスーパーヨットがマイアミの港に納艇
「Lamborghini」創業年1963年へのオマージュで最高速度63ノット長さ63フィートで合計63台のみ製造
イタリアのヨットメーカー「Tecnomar(テクノマー)」が「Lamborghini(ランボルギーニ)」の創業年を記念して製作した“Lamborghini 63 Superyacht”がアメリカ・マイアミの港に納艇された。このヨットは2021年に発表された後、世界で63艇が製造されたうちの1艇で、北米では初納艇となる。北イタリアに本社と生産施設を持つ「The Italian Sea Group S.p.A.(イタリアン・シー・グループ)」の特別依頼によるデザインで、1980年代から最も成功した高級自動車ディーラーのひとつである「Prestige Marine(プレステージ・マリーン)」が納入したものだ。
「Prestige Marine」のCEOであるBrett David(ブレット・デイビッド)は、「Lamborghiniのために作られたこの特別なTecnomarは、その妥協のないデザイン、パフォーマンス、ハンドリングにより、世界で最もユニークなヨットの一つです。また、1963年はLamborghiniの創業年であるため、そのオマージュが随所に込められています。最高速度63ノットで、長さ63フィートのボートは合計63台しか製造されないのです」と語る。
「Lamborghini」Sian FKP37の攻撃的なデザインからインスピレーションを受け、このヨットには多くのカーボンファイバーのアクセントと鋭角なラインがデザインに溶け込んでいる。動力源には、2,000馬力のパワフルなV12エンジンを搭載し、六角形のフォルムとシャープなコーナーエンド、Y字型のヘッドライト、スーパーカーにインスパイアされたハードトップなどのディテールを備えている。納車された1台のカラーはシルバーで、価格は400万ドル(約5億7,500万円)に近いとされている。
さらに詳しいディテールは下の『YouTube』映像を見ていただければ一目瞭然なので、このゴージャスで浮世離れしたヨットに乗った気分を味わってみよう。