愛車を離れるのが惜しい Porsche オーナーに向けた純正ルーフテントが登場
“Tequipment”シリーズの新たなアクセサリーは2022年11月以降発売予定
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「Porsche(ポルシェ)」の純正アクセサリー部門として25年以上の知識と経験をもつ“Tequipment(テクイップメント)”シリーズに、新たなアクセサリーが追加された。愛車と切っても切れない関係にある「Porsche」オーナーのために作られた“Tequipment”ルーフテントは、同メーカーの多くのモデルに対応し、生まれ故郷である「Porsche Weissach center(ポルシェ・ヴァイザッハ・センター)」で開発、デザインされたハードケースシェルに収納されている。
総重量58kgのこの2人用ルーフテントは、911、Taycan(タイカン)、Cayenne Coupe(カイエン・クーペ)では140kgまで、大型のTaycan Cross(タイカン・クロス) Turismo(ツーリズモ)、Macan(マカン)、Cayenne SUV(カイエンSUV)、Taycan Sport Turismo(タイカン・スポーツ・ツーリズモ)では190kgまで支えることが可能となる。テント本体には、天窓、2つのサイドウィンドウ、昇降式リクライニングポジション、防虫スクリーン、ブラックアウトスクリーンなどが装備されているという。
フラップを開くと、ハード シェル ケースが少し持ち上げられ、2つのガス圧ダンパーで支えられてテントが開く。そして快適な睡眠のために、テントの床部分には高密度ポリフォームマットレスを使用したキルティングの裏地が施されている。本体下の脚部を展開すると、内蔵された伸縮式のはしごを使ってテント全体を安定させることができる。展開した後は、テントの形を整え、4本のスプリングロッドでテンションを張るだけでOKだ。
「Porsche」“Tequipment”ルーフテントは2022年11月以降発売予定となっており、予約注文が可能となっている。ただし日本での価格は公表されておらずだが、米国での価格は5,000ドル(約71万円)となっており、詳しくは「Porsche」の正規販売店にお尋ね頂くか、「Porsche」の公式ウェブサイトで詳細を確認してみよう。なお、ルーフテントを取り付けた状態での最高速度は130km/h迄とされているので、「Porsche」のアクセルを踏み込むのはぐっと我慢して、日本の規定巡航速度内でのクルージングが安心安全となるのでお忘れなく。