Audemars Piguet がスイスに初のラグジュアリーホテルをオープン
インテリアは持続可能性を念頭に置き、地元の木材や石材を使用しホテルの自然環境からインスピレーションを得てデザイン

























高級時計メーカー〈Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)〉は、スイスのル・ブラッシュ村に『Hôtel des Horlogers(オテル・デ・ホルロジェ)』という名の初のラグジュアリーホテルをオープンさせた。この建物は1857年にオープンした『Hôtel de France(オテル・ドゥ・フランス)』として以前より知られていたが、〈Audemars Piguet〉はコペンハーゲンとニューヨークを拠点とする建築設計事務所「Bjarke Ingels Group(ビャルケ・インゲルス・グループ)」とスイスのデザイン会社「CCHE」の協力を得て、このスペースを再構築した。
長いスロープを幾重にも重ねたジグザグの外観デザインが特徴の『Hôtel des Horlogers』は、スイス時計発祥の地として知られ、4つのスキーリゾートがあるジュウ渓谷の滑らかな地形と融合するように設計されている。インテリアは持続可能性を念頭に置き、地元の木材や石材を使用し、ホテルの自然環境からインスピレーションを得てデザインされている。
また、ミシュランの3つ星シェフであるEmmanuel Renaut(エマニュエル・ルノー)の手掛ける2つのレストランとバーが新たに加わり、改装工事には4年の歳月を要したという。内装はフランスの「AUM Pierre Minassian(ピエール・ミナシアン)」社が担当し、共同でデザインされた。
この50室の隠れ家は、〈Audemars Piguet〉の本社とアトリエ美術館、および〈Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)〉の工場にも隣接しており、滞在を楽しみながら、いくつかの厳選されたパッケージを通してレガシーウォッチメーカーを簡単に探索することができる。
詳しい内容は『Hôtel des Horlogers』の公式ウェブサイトをご覧き、時計を巡るラグジュアリーな滞在を計画してみてはいかがだろう?
Hôtel des Horlogers
Route de France 8,
1348 Vallée de Joux,
Switzerland