Loro Piana とユヴェントスのコラボレーションでメンズとウィメンズ両チームにウェアを提供
ファッションメゾンが女子サッカーチームの公式ユニフォームをデザインするのは初

イタリア・ピエモンテ州で創業した生地メーカーを原点とするラグジュアリーブランド〈Loro Piana(ロロ・ピアーナ)〉と、同州を拠点とする名門サッカークラブ ユヴェントスは昨年パートナーシップを結び、オフフィールド用公式ウェアを手掛けていたが、2022-23シーズンはこのコラボレーションを更に発展する形で継続すると発表した。
ユヴェントスの男子チームは、昨シーズン同様〈Lolo Piana〉のカジュアルウェアを着用するが、よりアップデートされたスタイルに生まれ変わるようだ。詳細はまだ明らかにされていないが、リリースによると「体温調節、通気性、柔らかさ、自然な伸縮性を取り入れたウェアを開発する」と述べられている。また、チームが特別なイベントの時に着るオーダーメイドのスーツも提供される予定だ。
昨年8月に〈Lolo Piana〉が男子チームに仕立てたオフフィールドの服装は、すっきりとしたデザインでスマートさを強調したものだった。〈Lolo Piana〉は2タイプのルックを作り、ひとつは夏用として長袖ポロシャツとの組合せ、もうひとつは〈Lolo Piana〉で人気のアンドレ・シャツをカーディガンとジャケットでコーディネートしたもの。どちらもシンプルなコットンパンツと組み合わせでファンを魅了した。
また、2017年に設立されたユヴェントス女子チームには公式ユニフォームのデザインも提供するとアナウンスされ、選手たちはUEFA女子チャンピオンズリーグの試合や、施設内のイベントでも〈Lolo Piana〉を着用する。女性選手が着用するアイテムについては「エレガンス、快適性、機能性の完璧なバランスと表現する」としている。このパートナーシップにより、ファッションメゾンが女子サッカーチームのためにユニフォームをデザインするのは初めてのこととなった。