ルイス・ハミルトンが映画『トップガン マーヴェリック』への出演を断ったことを明かす

F1（フォーミュラ1）チャンピオンのLewis Hamilton（ルイス・ハミルトン）は先日、今夏の大ヒット映画『トップガン マーヴェリック』のパイロット役を演じる機会を与えられていたが、それを渋々断ったことを明かした。

米月刊誌『Vanity Fair（ヴァニティ・フェア）』でのインタビューによると、彼は友人であるTom Cruise（トム・クルーズ）に、オリジナルの『トップガン』の長年のファンであることを前から話しており、F1シーズンのスケジュールと重ならなければ、戦闘機のコックピットに飛び乗り、Tomと一緒に演じるチャンスがあったんだと打ち明けた。

Lewisは『トップガン』の続編が出ると聞いたとき、「“なんてこった、Tomに聞かなきゃ”とすぐに思ったんだ」と語った。LewisはTomに「どんな役でもいいんだ。何か片付けでもする、裏の掃除屋の役でもいい」と祈願したそうで、マーヴェリック役である主人公はLewisをパイロットの一人として出演させることに同意していたという。しかし撮影スケジュールがLewisの本業である「F1」のシーズンと重なってしまったため、残念ながら役を引き受けることを諦めざる終えなかったようだ。自らを“完璧主義者”と呼ぶLewisは、もし多少の時間を割いて出演したとしても、自分でこの映画への出演を正当に評価できないだろうと考えたらしい。

Lewisは、Tomへ出演を辞退する旨の電話をした時、「これまでで最も自分の心が動揺した電話だった」と語っている。しかしLewisは今後エンターテインメントの世界に進出し、「Apple Original Films（アップル・オリジナル・フィルム）」より配信されるBrad Pitt（ブラッド・ピット）主演・製作のF1映画（タイトル未定）に、プロデューサーとして参加することが伝えられている。Lewisの映画界での今後の活躍に期待しよう。