ドローンのパイオニア DJI がシネマティックな映像撮影を可能にする最新小型機 Avata をリリース
20GBの内部ストレージを搭載し 1回の充電で18分間飛行
2006年に創立後、民間ドローンのパイオニア的存在として注目を浴びる「DJI(ディー・ジェイ・アイ)」が、新たに小型FPV(一人称視点)ドローンとしてAvata(アバタ)を発表した。
“First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)”と呼ばれるシネマティックな映像撮影を可能にする新型ドローン Avataは、1回の充電で18分間飛行することが可能となっており、レーサーのようなスピードと機敏さでFPV飛行を実現。プロップガード・クアッドプロペラにより安定性を保ち、すべてのパイロットにドローンの可能性を押し広げるものとなる。初心者でもアクロバティックな飛行が可能で、安全機能も強化されているため、自由かつクリエイティブな飛行に挑戦することができそうだ。
この新型 Avataは、同社からリリースされているビデオヘッドセット Goggles 2とモーションコントローラーとの併用により、没入感のある体験と片手での複雑な飛行制御が出来るように設計されており、同じくリリース中のFPVゴーグルV2およびFPVリモートコントローラー2とも互換性があるとされている。また、ユニット内部1/1.7インチCMOSセンサー安定化カメラを搭載。超広角レンズでF2.8の開口部では有効画素数4,800万画素で撮影することができ、また、60フレーム/秒の4K動画または50、60、100、120フレーム/秒の2.7K動画の撮影が選べ、20GBの内部ストレージを搭載する。
「DJI」Avataの北米での販売価格は629ドル(約8万7000円)で、同社のウェブサイトおよび世界の一部の小売店で販売されている。また、Goggles 2およびMotion Controllerとのセットも1,388ドル(約19万円)で販売中だ。残念ながら日本での公式な発売情報は今のところアナウンスさされていないのだが、これからのインフォメーションに期待しておこう。また、以下の公式の映像でその性能が確認できるので気になる方はチェックして頂きたい。