空山基が映画『ロボコップ』に与えた影響についてが明らかに
キーワードは“セクシー”

俳優、監督、業界の専門家たちが、それらの作品にまつわる逸話や製作秘話を紹介し、成功の秘密を語る『Netflix』オリジナルドキュメンタリー 『ボクらを作った映画たち』。本番組のシーズン3 エピソード4にて、名作映画『ロボコップ』の製作過程が公開され、日本が世界に誇るアーティスト 空山基が本作に与えた影響についてを明らかにした。
本エピソード内では、主役に相応しい俳優 Peter Weller(ピーター・ウェラー)を見つけた後、特殊メイクアップアーティストであるRob Bottin(ロブ・ボッティン)がPeterにピッタリなサイズのロボコップ・スーツを6カ月かけて製作した話などを放送。最初に完成したスーツモデルは、円筒形の胸部パーツとグレコローマンスタイルにインスパイアされたヘルメットが、見た目が嵩張ることをチームメンバーに納得を得られなかったことなどが明かされた。
その後、コンセプトアーティストのMiles Teves(マイルス・ティーブス)がスーツのデザインを書き足し、製作チームに対して、空山が1983年に出版した『セクシー・ロボット』を参考にした“セクシー”というキーワードを使うなどして、幾つかの指示を出したことや、クロームメッキの滑らかな美しさとWellerの体型を組み合わせた最終スケッチを見て、BottinとTevesはこれこそが自分たちの求めていたロボコップだと確信するといった展開までが描かれている。本エピソードについてもっと詳しく知りたい方は、こちらからご確認を。
I’m really glad that one of the most important bullet points on their design wish list for Robocop was “he has to be sexy” and ended up approaching it like “how do we turn Peter Weller into a Hajime Sorayama pinup” pic.twitter.com/uA8ZbCb1ey
— Kelly Turnbull (@Coelasquid) October 27, 2021