Netflix の CEO であるリード・ヘイスティングスが TV 放送はいずれ滅びると発言
2022年に突入してからの『Netflix』離れも著しいが……
『Netflix(ネットフリックス)』のCEOであるReed Hastings(リード・ヘイスティングス)が、設定されたスケジュールに従って視聴できるリニアTVの行く末を案じる発言をし、話題を呼んでいる。
7月19日(現地時間)に開催された投資家向けのビデオ会議で「今後5年から10年で間違いなくリニアTVは滅びるので、Netflixは素晴らしい場所にいます」と語ったReed Hastings。株主への手紙においては「世界で最も競争の激しい市場の1つである米国では、(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により自宅待機が強いられた)2021年から2022年の間に他のどのTV放送局よりも多くの視聴時間を獲得しました。これは、最も視聴されている2つの放送局の合計とほぼ一致しています」と報告。しかしながら『Netflix』は第2四半期に200万人の新規加入を見込んでいたものの、100万人近くの有料会員を失っており、苦しい状況が続いている。有料会員の回復を試み、2023年には低価格プランの導入を予定している『Netflix』。リニアTVよりも“素晴らしい場所”にいるのかどうかは、現時点で疑問が残るところだ。