映画『ジョーカー』の続編で主演ホアキン・フェニックスのギャラが爆上がり
約27億円での契約と報じられている
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2019年のアメリカのサイコスリラー映画『ジョーカー』のArthur Fleck(アーサー・フレック)役を演じた Joaquin Phoenix(ホキアン・フェニックス)は、次回作『Joker: Folie a Deux(ジョーカー:フォリアドゥ)』での再登板が決定し、このほど出演のギャラが判明した。2,000万ドル(約27億円)での契約と報じられている。
前回の『ジョーカー』の映画の舞台となる“ゴッサム・シティ”で最も恐れられる悪役を演じた時、Phoenixのギャラは450万ドル(約6億円)とされていた。この映画はその後10億ドル(約1,360億円)以上を稼ぎ出し、彼はオスカーを手中にした訳だが、エンターテインメントの複合企業である「Warner Bros.(ワーナー・ブラザーズ)」がPhoenixにピエロのメイクでスタジオに戻ってもらうのには、2,000万ドルの費用がかかると算出したわけで、成功したスターは更なる報酬を得ることができることを証明した形だ。
先月こちらで報じたように、Lady Gaga(レディ・ガガ)がジョーカーの恋人であるハーレイ・クイン役を演じるのでは、との噂は引き続きあるのだが、まだハッキリとした情報は出ていない。前作の物語で、ゴッサムシティの地元の名士であるトーマス・ウェインがジョーカーの真の父親の可能性を示唆するシーンが描かれたが、本作ではバットマンが登場し、さらに“Folie a Deux”の概念を使ってジョーカーとハーレイ・クインを結びつけ、家族的な繋がりを超えた関係を追う物語になる可能性が高いと予想されている。また今回はミュージカル仕立ての演出が準備されているという。
いずれにせよ、今から話題が盛りだくさんのこの映画、注目の作品となるのは間違いないので、更なる続報に期待しよう。