イーロン・マスクの Twitter 買収取りやめで訴訟へ発展か
長い法廷闘争に発展する可能性が高いとの噂が飛び交う
「Tesla(テスラ)」のCEOで世界一の富豪であるElon Musk(イーロン・マスク)は7月8日(現地時間)、440億ドルの買収を進めていた『Twitter(ツイッター)』社が合併契約の複数の条項に違反したため、契約を打ち切ると表明した。
Elonの弁護団は、『Twitter』がプラットフォーム上の偽アカウントや、スパムアカウントに関する情報を求める複数の要求に応じなかった、あるいは拒否したとし、これは同社の業績にとって重要なことであると指摘。彼らが提出した申請書では、『Twitter』側が「その契約の複数の条項で重大な違反があり、Muskが合併契約を締結する際に依拠した内容に対して虚偽および誤解を招く表現を行った」と主張しているという。
Elonはまた、『Twitter』が高位幹部と人材獲得チームの3分の1を解雇し、事業組織の重要な構成要素を実質的にそのまま維持する、という取り決めに違反したため、自分は手を引くと述べている。
今回のElonの決断により、世界一の億万長者と創業16年のソーシャルメディア企業のとの間で、長い法廷闘争に発展する可能性が高いだろうと早くも噂が絶えない状況だ。