ジジ・ブッフォンの Rolex がジュネーブの職人によってシングルハンドウォッチに生まれ変わる
リクエストに応じてあなたも複製を所有することが可能
時計のパーソナライズを専門とする独立したスイスの会社、「Artisans de Genève(アーティザンズ ドゥ ジュネーブ)」は、先のワールドカップで優勝したイタリアのゴールキーパー、Gigi Buffon(ジジ・ブッフォン)が所有する〈Rolex(ロレックス)〉を完全オリジナルのタイムピースへと変身させた。
「Artisans de Geneve」では〈Rolex〉の時計を所有する顧客がプライベートで使用するために注文される特別な時計を製作し、〈Rolex〉のノウハウと、顧客の要望に応じたパーソナライゼーションを得意とする。今回、“The Gigi x Heure Solitaire”と名付けられたこの一品は、Buffonが所有する〈Rolex〉Datejust 41(デイトジャスト 41)をベースに、ジュネーブの熟練の職人たちが手掛けたものだ。
ブルーに輝くサファイアクリスタルの12時間ダイヤルをよくご覧いただきたい、時を刻む針はブルーとレッドでペイントされ、しかも1本のみだ。そのため、ダイアルはそれに合わせて“5分ごと”に刻まれた特別なインデックスを備え、“5分刻み”で針が動くという“シングルハンドウォッチ”に仕立てて見せた。
ムーブメント内部にはビードブラスト加工のパーツとサテン仕上げのパーツ両方が備わり、スケルトンのダイヤルで見ることができる。また、ステンレスの塊からすべて手作業で削り出されたベゼルは、宝石のように輝くほどの面取りが行われ、特別感を醸し出すことに成功している。
このトランスフォーメーションはリクエストに応じて複製することができるとのことで、価格は33,250スイスフラン(約470万円)。気になる方は「Artisans de Geneve」のウェブサイトで確認してみよう。