アンディ・ウォーホルが Mercedes-Benz のために製作した作品と実車を展示するエキシビジョンが開催
貴重な5台の「Mercedes-Benz」の車両とオリジナルアート40点を展示
米カリフォルニア州ロサンゼルスにある『Petersen Automotive Museum(ピーターセン自動車博物館)』は、 Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)が「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」から依頼を受け制作したアートワークシリーズ “CARS”の一連の作品と、その元となった実車を展示する新しいエキシビジョンを開催する。
このコレクションは美術館内の『Armand Hammer Foundation Gallery(アーマンド・ハマー財団ギャラリー)』で行われ、Warholがインスピレーションを得た8台の歴史的名車のうち5台がセレクトされ、このプロジェクトに関わるオリジナルアート40点とともに展示される予定。アート作品は300SLクーペを始めとした「Mercedes-Benz」デザインの進化をアート作品で記録したものとなる。
その中には、ドイツの『Mercedes-Benz Museum(メルセデス・ベンツ・ミュージアム)』から貸与された1937年式W125と1970年式C111-IIが含まれている。W125はグランプリレース用に製造され、当時最もパワフルなロードレーシングカーのひとつ。一方のC111-IIは実験用プロトタイプとして製作され、空力特性に優れたグラスファイバーボディに3ローターエンジンを搭載していた。また、『Indianapolis Motor Speedway Museum(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ博物館)』から貸し出されたF1マシン、1954年製のW196も展示される。
このエキシビジョンは7月23日(現地時間)から一般公開される予定。詳細が知りたい方は、博物館の『Instagram』や公式サイトをチェックしてみよう。
ANDY WARHOL: CARS
WORKS FROM THE MERCEDES-BENZ ART COLLECTION
Petersen Automotive Museum
6060 Wilshire Blvd.
Los Angeles, California 90036