Amazon がイギリス・ロンドンで電動カーゴバイクによる配送を開始
2030年までに配送の50%をカーボンニュートラルにするという目標達成のための取り組み

「Amazon(アマゾン)」が7月4日(現地時間)、イギリス・ロンドンで初めて“micromobility hub(マイクロモビリティハブ)”を立ち上げたと発表。
このプロジェクトは、「Amazon」が2030年までに配送の50%をカーボンニュートラルにするという目標達成のための取り組みの一環であり、ロンドン特別区のハックニーでは既に電動自転車での配達を行っている。なお、今度はこれに加え、電動カーゴバイクと徒歩で年間100万個におよぶ配達を行っていくという。それに関し、イギリスのカントリーマネージャーであるJohn Boumphrey(ジョン・フリー)は、「Amazonはグローバルなゼロカーボンの未来に向かって進んでいます。そのための1つの方法として、輸送ネットワークに変革を起こします」とコメントしている。
同社は、電動カーゴバイクと徒歩により、カーボン削減だけでなくロンドンの交通渋滞軽減にも貢献できるとしている。また、今後数カ月以内に追加のハブを開設する予定だと伝えており、2022年末にはアメリカで「Rivian」社製の電動自転車を導入する予定とのこと。