『トップガン マーヴェリック』が全世界興行収入約1,350億円を達成
多くのリピーターを生み出したことで2022年最も成功した映画に
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1986年に公開された『トップガン』から36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』の全世界興行収入が10億ドル(約1,350億円)を突破し、今年最高の興行収入を上げた作品となることが確定的となった。
2022年公開された映画でこれまで世界興行収入首位だったのは、「Walt Disney Company(ウォルト ディズニー カンパニー)」傘下の「Marvel Studios(マーベル・スタジオ)」が制作した映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の9億4300万ドル(約1,270億円)だったが、『トップガン マーヴェリック』は公開からわずか1カ月でこの偉業を達成し、俳優として長年のキャリアを誇るTom Cruise(トム・クルーズ)にとって、興行収入が10億ドルを超えた初めての作品となった。これまでTomが稼いだ最高額の作品は、2018年公開の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で、7億9110万ドル(約1,070億円)だったという。
米「Paramount Pictures(パラマウント・ピクチャーズ)」によると、『トップガン マーヴェリック』は観客の16%以上がすでに2回以上鑑賞済みで、4%はすでに3回以上劇場に足を運んでいるなど、多くのリピーターを生み出したことがヒットの理由だと分析しており、特に『IMAX』での上映数が勢いを増しているようだ。
日本でも公開4週目にして週末の映画動員ランキングで首位に返り咲き、累計での興行収入は60億円を突破。まだ見ていないという方は、話題に乗り遅れないうちに早めに公開中の劇場をチェックしてみよう。