iPhone 14 は半導体不足のため Pro モデルにのみ A16 チップを搭載?
「Apple」史上初めてiPhoneシリーズのチップを棲み分けか
9月後半に期待されるリリースに向け、あらゆる噂とリーク情報を掛け合わせて制作された3Dレンダリング動画などがたびたび話題を集めている「Apple(アップル)」iPhone 14シリーズ。台湾の調査会社「TrendForce」は6月1日(現地時間)に発表した最新レポートの中で、かねてより複数のメディアやアナリストが予測していた通り、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxにのみ次世代チップ A16 Bionicが搭載されるだろうとの見解を述べた。
「TrendForce」の最新レポートによると、「Apple」が2022年後半に発表する4つの新しいiPhone 14モデルのうち、iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxのみに最新プロセッサ(A16 Bionic)が搭載されるとのこと。これは、同社関連のリークに強いお馴染みのアナリスト Ming-chi Kuo(ミンチー・クオ)や、『Bloomberg(ブルームバーグ)』の記者 Mark Gurman(マーク・ガーマン)が過去にツイートしていた予測と一致する内容となっており、著名なテック系メディア『9to5Mac』もまた、独立した情報源から先述した2モデルだけが最新チップを搭載するとの話を聞いたと伝えている。なお、これが実現すれば、「Apple」は初めてメインのiPhoneシリーズで“チップの棲み分け”を行うことになるとのことで、Ming-chi KuoやMark Gurmanは、業界全体に影響を及ぼしている半導体不足が大きな要因だとしている。