Apple M1チップ搭載の Mac で Windows を使用可能にするプロジェクトがローンチ
とあるUXデザイナーやエンジニアが主導する野心的なプロジェクトが進行中
「Apple(アップル)」が2020年11月に発表した独自開発チップ M1を搭載したMacで、「Microsoft(マイクロソフト)」のWindows OSの使用を可能にする画期的なプロジェクト “M1 Windows”がローンチした。
“M1 Windows”は、UXデザイナーのMatt Graham(マット・グラハム)やエンジニア Arminder Singhらが主導するプロジェクト。彼らによれば、「Apple」製のチップは「Qualcomm」や「MediaTek」などの企業の標準チップ ARM64とはアーキテクチャが基本的に異なっており、M1搭載のMacでmac OS以外のOSをスムースに動作させるのは非常に難しいとのこと。しかし、M1搭載のMacでLinux(リナックス)の使用を目指した“Asahi Linux”プロジェクトのような先行事例があるため、彼らの作業から多くの知見を得て開発を進めているようだ。
現状ではいつくかの問題点があり、プロジェクトが最後まで遂行されるのかは未定。気になる方は“M1 Windows”の公式サイトで、その進捗をフォローしておこう。