Apple iPhone シリーズの誕生秘話60選をチェック
スティーブ・ジョブズがステージ上で手に取った初代iPhoneのディスプレイはなんとプラスチック製だった?
5月上旬、元iPodの開発担当者が公開したプロトタイプ “iPod Phone”など、その歴史が明かされるたび話題を集める「Apple(アップル)」iPhone。そんな中、テック系YouTuberのArun Maini(アルン・マイニ)が、自身のチャンネルでiPhoneの歴史や開発にまつわる驚きの裏話をまとめた動画を公開した。
約16分間にわたる動画においてArun Mainiは、iPhoneシリーズ誕生までの裏話をランキング形式でまとめて発表。本稿では、そんな裏話の中でも驚きの3選をご紹介する。まず1つ目は、音声アシスタント機能 Siriはもともと「Google(グーグル)」のAndroidやカナダの「BlackBerry(ブラックベリー)」端末でも使用できるアプリの1つで、iPhoneの標準機能ではなかったという件。これは、2010年に「Apple」が開発元の「Siri」社を買収したことにより、2011年発売のiPhone 4Sから標準機能として登場するようになったとされている。
2つ目は、現在のiPhoneシリーズには非常に頑丈な“ゴリラガラス”が使用されているが、Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が発表時にステージ上で手に取った初代iPhoneのディスプレイはなんとプラスチック製であったとのこと。ちなみに、“ゴリラガラス”は、先述した発表会の後にJobsがプラスチック製ディスプレイの傷に気が付き、差し替えるようチームに指示したことで誕生したという。3つ目の裏話は、2019年に世界初公開されたiPhone初期のプロトタイプ基板 “M68”以前に、どうやらモノクロのタッチスクリーンを備えたデバイスが開発されていたようで、その風貌はまるでiPadと電話が合体したかのようなものだったとのこと。その他の裏話が気になる方は、全編英語とはなっているが上の動画をチェックしてみよう。