Apple が WWDC 2022 で Windows を揶揄する画像を公開
「Microsoft」のWindows OSに対して「時代遅れ」と宣言?
「Apple(アップル)」が6月6日(現地時間)より開催している世界開発者会議「WWDC 2022」において、競合である「Microsoft(マイクロソフト)」のWindows OSを搭載したようなノートパソコンの画像を公開し、SNS上で話題となっている。
問題の画像は、現在「Apple」の公式『YouTube』チャンネルで公開されている「WWDC 2022」の基調講演の映像で確認することができる。1時間20分40秒を経過したあたりに現れる分厚いノートパソコンの画面のOSは、確かにWindowsだ。「Apple」がこのような画像を提示したのは、同社が発表した新機能 Passkeysの説明のため。Passkeysはパスワードの代わりにiPhoneのFace IDやTouch IDを使ってあらゆるサービスにログインできる次世代の認証機能。Webサービスに新規登録する際にメールアドレスを入力し、サインイン機能でFace IDやTouch IDで認証を行うだけで利用可能となる。 また、iCloudキーチェーン内にバックアップされるため、「Apple」の全てのデバイスと同期することでMacやiPhone、iPad、Apple TV間で利用できるのも特徴だ。
Passkeysはオンライン認証技術の標準化団体「FIDO Alliance(ファイド アライアンス)」に参加する「Microsoft」や「Google(グーグル)」と協働しているため、「Apple」製品以外のプラットフォームでも利用できる。今回そのことを分かりやすく説明する際に、先述の画像を披露している。このノートパソコンの画像を見たユーザーからは、「Windowsを小馬鹿にしている」「Appleの悪意を感じる」といったコメントが続出。「Apple」の真意は不明だが、今回の流れでは「Microsoft」およびWindows OSを時代遅れと宣言しているようにも受け取れるが果たして……。
Apple's Windows laptop is goddamn hilarious. pic.twitter.com/Kw8HJAakvg
— Zac Bowden (@zacbowden) June 6, 2022