米 Twitter 社から新たに幹部3名が退社
イーロン・マスクによる買収報道後、『Twitter』社員は不安な状況が続く

Elon Musk(イーロン・マスク)が買収を計画している米『Twitter(ツイッター)』社から、新たに幹部3名が退社したことが明らかになった。
5月17日(現地時間)に『Bloomberg』が公開した同社の内部メモによると、今回退社したのは製品管理部門のヴァイス・プレジデント Ilya Brown(イリヤ・ブラウン)、『Twitter』サービス部門のヴァイス・プレジデント Katrina Lane(カトリーナ・レーン)、そしてデータサイエンス部門の責任者 Max Schmeiser(マックス・シュマイザー)の3名。彼らのいずれも解雇ではなく、自らの意思で退社を決断したという。
米『Twitter』社のCEOであるParag Agrawal(パラグ・アグラワル)は、Elonによる買収に合意した後、少なくとも2人の幹部を解雇し、雇用を一時凍結すると社内宛書簡で発表していた。Elonは最近になってTwitter社の買収を一時保留すると発表したものの、同社の幹部らを批判するようなツイートをたびたび投稿している。退社を決めたIlya Brownは、この報道を受けて「私はTwitter社を離れます。しかし、それはElonや社内の不確実な状況のせいではありません」とツイートした。Elonによる買収が完了するまでの間、今後さらに退社する社員が増えるだろうと予想される。
For all the reporters in my DMs looking for me to spill the tea… ☕️
Yes, I’m leaving Twitter. 😢
No, it is not because of Elon or uncertainty inside the company. https://t.co/Ry9kBdqoGt— Ilya Brown (@ilyabr0wn) May 17, 2022