実話を基にしたホラー映画『死霊館』の舞台が1億9,000万超えで落札される
果たしてその呪いは今も続いているのか……。
2013年に第1作目が公開され、全世界で3億ドル超えという驚異的な興行収入を叩き出した人気ホラー映画シリーズ『死霊館』。そんな本作の舞台となったアメリカ・ロードアイランド州バリルビルの古民家が、世界的なオークションハウス「Sotheby’s(サザビーズ)」に出品され、152万5,000ドル(約1億9,400万円)で落札された。
この古民家は、18世紀に農民が住んでいたとされ、1971年当時に暮らしていた2人の看護師が実在する超常現象研究家のEd Warren(エド・ウォーレン)とLorraine(ロレイン)夫妻に心霊現象を相談した“アナベル事件”の現場となっており、その実話を基に(ジェームズ・ワン)監督が映画化したのが『死霊館』だ。この家は、Jennifer Heinzen(ジェニファー・ハインゼン)とCorey(コーリー)夫妻が2019年に購入したもので、当初は120万ドル(約1億5,200万円)で売却することを予定していた。しかしながら、マサチューセッツ州ボストンの実業家であるJacqueline Nuñez(ジャクリーン・ヌネス)はその予定を27%上回る152万5,000ドルで落札。この価格は、現在バリルビルで販売されている住宅の中でも最も高額だそうで、「Mott & Chace Sotheby’s International Realty」の「Blackstone Team」ジュニアパートナー兼セールスアソシエイトであるBen Kean(ベン・キーン)は「チームを代表してこの家をマーケティングすることは、私たちにとって名誉です。私たちをパートナーとして信頼してくれた家の売り手に感謝しています」とコメントしている。なお、今回の落札者であるJacqueline Nuñezは「私は恐れていないし、この家に潜むエネルギーが悪意のあるものとは思わない」とコメント。「ここで驚くような経験をするのが楽しみです」と語っている。