お年寄り女性に扮した男性がルーブル美術館で“モナリザ”にケーキを投げつける事件発生
防弾ガラスのおかげで損傷はないわけですが

アメリカ・ニューヨークのギャラリーからJean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)作品を持ち去ろうとする男女2人組のニュースをお伝えしたが、海を渡ってフランス・パリの『ルーブル美術館』ではさらに強烈な事件が起きていた。
5月29日(現地時間)、ウィッグを被りお年寄りの女性に扮した男が、Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)による世界で最も有名な絵画 “Mona Lisa(モナリザ)”にケーキを投げつけるという衝撃的な事件が発生。目撃者の証言によれば、この(結果的には)若い男性は車椅子から飛び降り、絵画に向かってケーキを投げたとのこと。幸い“Mona Lisa”さんは防弾ガラスで守られているので、作品に損傷はなかった。この男性は警備員につまみ出される前に、部屋に薔薇を撒き散らし「地球を破壊しようとしている人たちがいる、それについて考える必要がある」と来場者に訴えたそうだ。
“Mona Lisa”は1911年に盗難被害に遭っていることでも知られているが、1950年代には酸を浴びせられたり、石をぶつけられたりもしている。また、2009年にはフランス国籍の取得を拒否されたロシア人女性が、陶器のティーカップを投げつけたこともあった。
VIDEO: The protective glass of the Mona Lisa painting at The Louvre was caked today by a man dressed up as an elderly woman in a wheelchair.
pic.twitter.com/smHEUB4fOK— 🇰🇪 #ProjectZeroHunger (@AdamMaina_) May 29, 2022
Dude who caked Mona Lisa? https://t.co/XiNvQEm9iC
— Farah Abdessamad (@farahstlouis) May 30, 2022