エリザベス2世のために作られた純金製 Nintendo Wii がオークションに出品される
2021年に約3,300万円で『eBay』に出品された24KゴールドメッキのWiiセット
イギリスのウィンザー朝第4代女王 エリザベス2世へ向けて制作された純金製のNintendo Wiiがネットオークションサイト『Goldin』に出品された。
2009年にWii向けのゲーム『Big Family Games』の宣伝活動の一環として、アメリカ・カリフォルニア州の企業「THQ」によって制作された24Kの純金製Nintendo Wii。その後、エリザベス2世へと献上されるものの、受け取られることはなく、オランダ在住のコレクター兼ゲーム機データベースサイト『Consolevariations』のオーナー Donny Fillerup(ドニー・フィラアップ)が2017年に個人の所有者から購入。Fillerupは2021年10月、この純金製Nintendo Wiiを『eBay』にて30万ドル(約3,300万円)で販売しようと試みるも、通常のNintendo Wiiの出品価格と比べてはるかに高額であることがサイトのポリシーに反しているとしてシャットダウンされてしまい、700を超える入札を集めるも、結局販売することはできなかった。
今回出品された『Goldin』には、「ここに出品されているのは、最終的には失敗したものの、女王陛下に向けて作られた究極の“黄金のWii”です」と記載されており、コンソールとコントローラーは両方とも24Kのゴールドメッキ製で、どちらもわずかな傷があるとのこと。また、セットとしてコンソール、1つのコントローラー、『Big Family Games』のゲームソフト、センサーバー、ケーブル、証明書が付属される。入札額は、現在時点で3,000ドルに達しているが、5月21日(現地時間)にオークションが終了するまでさらに高額になることが予想されるので、気になる方はこちらから詳細のご確認を。