Ferrari 初となる SUV Purosangue の最新プロトタイプのリーク画像が浮上
パワートレインは2.9L V型6気筒ツインターボエンジンに電気モーターが有力か




イタリアの高級車ブランド「Ferrari(フェラーリ)」が現在開発を進める、ブランド史上初の“FUV(フェラーリ・ユーティリティビークル)” Purosangue(プロガングエ)市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
キャッチした開発車両はこれまでで最もカモフラージュが軽く、最終デザインが露出してきている。ボディはそれほど高い最低地上高を持っておらず「Lamborghini(ランボルギーニ)」Urus(ウルス)や、「Aston Martin(アストンマーティン)」 DBX(ディービーエックス)のようなSUVとは差別化されている。フロントエンドでは、バンパーコーナーにかなり大型のエアインテークを装備、公開されているティザーイメージでは見えなかったメッシュパターンの開口部、スリムなLEDデイタイムランニングライト、ヘッドライト上部のターンシグナルが初めて確認できる他、左右ヘッドライトはスリムなインテークでつながることもわかっている。
側面では、リアフェンダーが上向きにカーブし、ボディに筋肉質な外観を与えている他、ドア下部に沿ってボディは狭くなり、後部のフレア形状を際立出せている様子も伺える。またサイドシルにはプラスチック製のクラッディングも確認できる。後部では、傾斜した小さな領域のリアウィンドウ、スポーティなルーフスポイラー、スリムなテールライト、最下部にはクワッドエキゾーストパイプがインストールされている。
注目のパワートレインだが、最高出力818ps、最大トルク740Nmを発揮する2.9L V型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターを296GTBから流用することが予想されるほか、SF90ストラダーレが搭載するV型8気筒ツインターボ、トップモデルには6.5L自然吸気V型12気筒エンジンも噂されている。Purosangueのワールドプレミアは2022年内、デリバリーは2023年からと予定されている。