イーロン・マスクが韓国と香港は世界最速で人口崩壊していると発言

先日自身の『Twitter』に投稿した「日本はいずれ消滅する。それは世界にとって大きな損失だ」というメッセージが物議を醸しているElon Musk（イーロン・マスク）。彼はこの発言に象徴されるように、近年の世界的な出生率の低下により、裕福な国の人口が年々減少し続けていることに懸念を抱いている。

Elonは25日（現地時間）、自身のSNSに世界銀行が発表した2020年国別合計特殊出生率ランキングを投稿し、「韓国と香港は（世界で）最も早いスピードで人口崩壊が進んでいる」とツイートした。そのランキングによると、韓国の特殊出生率は0.84で最下位の200位となっており、また香港は0.87で199位であることが確認できる。彼は「このまま出生率が変わらなければ、韓国は3世代後には現在の人口の6％程度になり、60歳以上の人が過半数を占めるようになるだろう」と自身の見解を示した。さらに、Elonはあるユーザーが投稿した1946年〜2019年のイタリアの人口推移を示したグラフにも反応し、「イタリアは福祉政策が充実していますが、出生率は低下しています。このままいけばイタリアには人がいなくなるでしょう」とコメントした。

「Dogecoin（ドージコイン）」の創始者の一人であるBilly Markus（ビリー・マーカス）が出生率の低下について「正直、その主な理由は人々が子供を持つ余裕がないことにあると思う」とツイートしたところ、Elonはこの意見に反論。彼は「多くの人が思っているのとは反対に、金持ちの人ほど子供をつくりたがりません。私は稀な例外です。私の知る限り、ほとんどの金持ちには子供がいないか、もしくは1人のみです」。さらにElonは“文明にとって最大の脅威”である人口崩壊を解決するためには、子供を持つことを祝福すべきだと付け加えた。

Lowest birth rate countries, according to World Bank pic.twitter.com/ZH5Biofe25

— Elon Musk (@elonmusk) May 24, 2022

If birth rates remain unchanged, South Korea will be ~6% of its current population in three generations, with a majority of people over age 60

— Elon Musk (@elonmusk) May 26, 2022