Audemars Piguet Royal Oak の誕生50周年を記念したオークションが開催
故カール・ラガーフェルドの私物など数々のレアモデルが揃うオークションは総額29億円以上の落札価格を記録





世界的なオークションハウス『Phillips(フィリップス)』は5月6日(現地時間)、スイス・ジュネーヴにて高級時計メーカー〈Audemars Piguet(オーデマピゲ)〉を代表するモデル Royal Oak(ロイヤル オーク)の誕生50周年を記念したオークション “The Royal Oak 50th”を開催した。
Royal Oakの貴重なヴィンテージ全88点が出品された本オークションは、会場に430名のコレクターとオンラインから1,000名以上の入札者が参加し、合計で2,260万ドル(約29億4,600万円)の落札価格を達成。その中で最も注目すべきは、1972年に発表されたRoyal Oakの2番目のモデルであるRef.5402ST。伝説的な時計デザイナー Gérald Genta(ジェラルド・ジェンタ)が手掛けた本モデルは、105万8,500スイスフラン(約約1億4,000万円)で落札され、Royal Oakとしては最高値を記録した。1988年に製造されたRef.25652PTはカッパーブラウン文字盤が目を引く1本で、こちらは英国の宝飾品ブランド〈Asprey(アスプレイ)〉とのダブルネーム。その希少性から、102万2,200スイスフラン(約1億3,400万円)で落札。また、今回のオークションでは“モードの帝王”と称された故Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)の私物であったRef.5402STが登場。オールブラックのケースがクールなこの1本は、93万7,500スイスフラン(約1億2,300万円)で落札されることに。
この他にも数々の希少品が出品された本オークションでは、全ラインアップのうち4つのモデルがそれぞれの落札価格の史上最高値を更新した。“The Royal Oak 50th”の詳細については、こちらでご確認を。