Patek Philippe が超高精度ムーブメントを搭載した最新モデル 5470P を発表
1/10秒単位で計測/表示を行う初めての腕時計が誕生





〈Patek Philippe(パテック フィリップ)〉が、新しい超高精度ムーブメントを搭載し、1/10秒単位で計測/表示を行う初めての腕時計 5470Pを発表した。
〈Patek Philippe〉には、クロノグラフの豊かで長い伝統がある。同ブランドは1930年から1931年にかけて1/10秒クロノグラフを搭載し
た懐中時計を開発し、1923年にはスプリット秒針クロノグラフを搭載した最初の腕時計を特別注文で製作していた。このユニークピースに続き、1927年以後はクロノグラフおよびスプリット秒針クロノグラフ搭載腕時計シリーズの生産がスタートしている。中でも伝説的な130モデルは、1934年から1960年代初頭に至るまで製作された。21世紀初頭は、とりわけ短時間計測の分野で実りの多い時期となる。2005年以降、〈Patek Philippe〉はクロノグラフ単独、およびこれに他のコンプリケーション(スプリット秒針、ミニット・リピーター、永久カレンダー、年次カレンダー、ワールドタイム)を加えた広範なムーブメントのラインナップの開発に成功。今日、これらは婦人用/紳士用の20種類以上の現行コレクション・モデルに搭載されている。
今回発表された最新モデル 5470Pでは、2つの独立したクロノグラフ機構と2本のセンター秒針を備えた手巻クロノグラフ・ムーブメントを搭載し、短時間計測の分野における技術力と技術革新の精神を改めて立証することに。秒針のひとつは、1/10秒をきわめて正確かつ明確に表示。このハイテクな高振動数(5Hz)のキャリバーは31件の技術特許(*うち7件は新機構の技術特許)で保護されており、レッドのアクセントが入ったブルーの文字盤を備えたプラチナケースに収められて刻々と時を刻む。そのスポーティなデザインは、高度な技術性とパフォーマンス指向の側面を強調。少数のみが製作されるこの1/10秒シングルプッシュボタン・クロノグラフは、トゥールビヨンやミニット・リピーター、スプリット秒針クロノグラフなどと同様に製作には困難を極めるが、〈Patek Philippe〉の職人たちによる高い技術力によって実現した。
本モデルの詳細については、〈Patek Philippe〉の公式サイトでご確認を。