iOS15.4 へのアップデートで Apple ユーザーから不満の声が続出?
「バッテリーの持続時間が異常に短い」との声が多く寄せられることに

予告通り、「Apple(アップル)」から先週より配信がスタートしたiOS15.4。今回のアップデートでは、マスクを着用した状態でも使えるFace IDや新しいSiriの音声オプションなどさまざまな機能が追加されたことが大きな話題となったが、一部のユーザーから不満の声があがっているという。
彼らの不満とは、今回のアップデートによって、デバイスのバッテリーの持続時間が異常に短くなっていること。あるiPhone 13 Pro Maxのユーザーの意見では、「これまでは何日も充電せずに使えたのに、iOS15.4にアップデートしてからは半日足らずでバッテリーが半分になってしまう」とのこと。また、iPhone 11のユーザーは、「(1日のうち)2時間程度しかアクティブに使用していないにも関わらず、24時間後にはバッテリーが80%も減ってる」とSNS上に投稿。さらに、他のユーザーからは「iPhoneのバッテリーの寿命は(アップデート前の)先週の半分だ」というコメントも寄せられている。
iOSのアップデート後にバッテリーの消耗が早くなることは恒例になっているが、その背景にはアプリの最適化などの処理が行われているから。そのため、バッテリーの消耗が正常になるまでには数日程度の時間を要することになる。しかし、昨年9月に発売されたばかりのiPhone 13シリーズでさえ1日も持たないのはやや問題と言えるだろう。果たして今後数週間以内には改善されるのか、「Apple」の対応を待ちたい。