NBA オールスター2022 は5年連続でチーム LeBron の勝利に
MVPは50得点を叩き出したステフィン・カリーが受賞
NBA オールスター2022 は5年連続でチーム LeBron の勝利に
MVPは50得点を叩き出したステフィン・カリーが受賞
2月20日(現地時間)、アメリカ・クリーブランドの『ロケット・モーゲージ・フィールドハウス』にて「NBAオールスター2022」のメインイベントである「第71回NBAオールスターゲーム」が開催。2年連続となるLeBron James(レブロン・ジェームズ)率いるチーム LeBronとKevin Durant(ケビン・デュラント)がキャプテンを務めるチーム Durantの対決となった。
残念ながら、KDは怪我によって去年に続けての欠場となったが、Stephen Curry(ステフィン・カリー)に率いられたチーム LeBronが第1Qを、J. Embiid(ジョエル・エンビード)らが活躍したチーム Durantが第2Qをそれぞれ制するという前半から白熱した展開に。ハーフタイムには、リーグの創設75周年を記念し、リーグの歴史で最も偉大な75選手を選出する“NBA75周年記念チーム”のセレモニーが開催され、Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)をはじめとする往年の名選手らも現地に集結した。
ご存知の方もいると思うが、2020年開催からオールスターゲームは新ルールを施行。3Qまでは12分間のクォーターごとにそれぞれ勝敗が決まる形で都度都度ゲームをリセットし、第4Qは“Final Target Score(最終目標得点)”を設定。いずれかのチームがその点数に達するまで、時間無制限で試合が行われる。この“Final Target Score”は、第1~3Qまでの合計が高いチームの得点に、他界したKobe Bryant(コービー・ブライアント)の背番号“24”を足した数字となる。後半戦も前半に活躍したCurryの勢いが止まらず、第3Qまでで3ポイント21本中15本を沈め、脅威の45得点。LeBronとJames Harden(ジェームズ・ハーデン)を抜いて「NBAオールスター」通算の3ポイント成功数の記録を更新した。第3Qを同点で終えた両チームは、わずか1ポイント差で第4Qを迎え、“Final Target Score”は163点に設定された。第4Qも両者譲らぬ展開となるが、最後はLeBronがフェイダアウェイショットを決め、163点に到達。163-160でチーム LeBronの5年連続の勝利となった。MVPは1試合での3ポイント成功数の記録となる16本を決め、50得点を叩き出したCurryが受賞。