ミッチェル和馬が纏う Bottega Veneta の WARDROBE 03 コレクション
“楽しい現実逃避”を、美しく贅沢な素材で表現
〈Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)〉のWARDROBE 03コレクションが先日ローンチされた。
このコレクションは、これまで受け継いできた伝統を基盤としつつ、デザインコードを再構築したものであり、キーとなるテーマは“Escapism”。現実逃避は楽しさから始まるというメッセージが込められており、ファッションを日常のルーティーンから逃れるための手段として表現した、ポジティブなコレクションとなった。
そのため、デザインは徹底して心地よさ、ポップさ、ユーモア性を意識したラインアップとなる。イギリスの画家 David Hockney(デイヴィッド・ホックニー)の“花咲く木”を題材にしたシェニール ブークレのセットアップや、1年以上かけて開発したニットデニムは、本物のデニム地のような重厚感がありながらも、柔らかくしなやかな着心地。パラキートカラーの刺繍がユニークさとモダンさを演出する。ベージュトーンのトレンチコートは、軽さやハリのある手触りを備えたストレッチナイロンを使用しながらも、フロントはテーラリング機能を持たせ、気軽さとフォーマルのバランスをうまく表現した。そのほか、インターシャ編みのシアリングを用いたコットンツイルパーカ、それに合わせたワイドパンツの裾には、ドローストリングやスナップボタンが付き、トランスフォーメーション可能な遊び心のあるデザインが特徴的となっている。
この撮影で起用したモデルは、グローバルに活動するボーイズグループ INTERSECTION(インターセクション)のメンバーであるミッチェル和馬。2000年生まれの彼は、高い音楽性はもちろん、ハーバード大学に現役合格するなど多彩な才能を持ち、いま世界的に注目されるアーティスト。近年、メゾンとストリートの垣根を超え、さまざまな層から高い支持を得る〈Bottega Veneta〉だが、ミッチェル和馬は、まさにファッションの“INTERSECTION(交差点)”となって、ブランドのそれを体現してくれた。
〈Bottega Veneta〉のWARDROBE 03は、同ブランドの公式オンラインストアおよび直営店で販売中なので、是非チェックしてほしい。